【ジェラット】のキャリア理論|ココだけはおさえておこう!

ハリィジェラットの意思決定理論
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ハリィ・ジャラットは、1960年代初頭から、意思決定に関する研究を、教育機関において携わりながら、前期においては、左脳を使った意思決定を提唱し、1898年に時代に合わせ大きく研究の方向性を変え、右脳も使って不確実性を積極的に受け入れ、将来に向かって意思決定を想像することに関する理論を提唱した。
ジェラットのポイントは、前期の「連続的意思決定プロセス」に後期で「積極的不確実性」理論を補完。前期の「意思決定の3段階」を含む連続的意思決定プロセスの流れ(図)と、後期の積極的不確実性に提唱された文言を中心にしっかりとおさえておきましょう!

連続的意思決定プロセス

ジェラットの理論は「連続的意思決定プロセス」と呼ばれ、経済学における投資戦略理論を意思決定に用いた。

意思決定の3段階
  1. 第1段階:予測システム
    各選択肢がもたらす結果の起こり得る可能性を予測する過程
  2. 第2段階:価値システム
    各選択肢の結果の好ましさを評価する過程
  3. 第3段階:決定システム
    前2つのシステムの結果に基づいた決定基準により、物事を決定する段階

以上を通じて、個人が「一貫して」「合理的に」決定するための支援が必要とした。

ジェラットの連続的意思決定プロセス
連続的意思決定プロセス

積極的不確実性

1980年代終わりに、教育分野において個性の尊重や、創造性が注目され始め、画一的・直線的なキャリア支援だけではない、柔軟性に富んだガイダンスが要求されてきた。

ジェラットも1989年以降、将来に向かって柔軟に意思決定を行おうと、想像力・直感・柔軟性・社会の不確実性などを積極的に意思決定プロセスに取り入れ、「積極的不確実性」を提唱した。

将来は存在しておらず、予測することもできない
将来は想像され、創造されるべきものである
合理的戦略は役に立たないのではなく、ただもう有効でないだけである

今必要なことは、クライエントが変化と曖昧さに対処し、不確実性さと矛盾を受け入れ、思考と選択の非合理・直感的側面を活用できるように支援をする、決定およびカウンセリングの枠組みである

将来への意思決定を行う際、過去のガイダンスが目指していた、ただ合理的・直感的あるいは統合的な戦略だけで行うのではなく、時には曖昧さや矛盾のなかで、主観的で、直感的な戦略を統合させるプロセスを支援することが重要となると言える。

まとめ|ココだけは抑えておこう

  • 前期と後期で理論を補完
  • 前期「連続的意思決定プロセス」
  • 後期「積極的不確実性」
  • 太字下線部キーワード

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